とっか、特化、TOKKA

当然のことながら緊張もある。しかし、高揚感が勝っている。

普段の生活スピードが上がっていく、流れるBGMを最大にしたい、張り付く湿気すらも愛おしい。

 

さて、我がdes’lospanchosはバンドである。

メンバーそれぞれが楽器を操る、これはそれぞれがその音に特化しているということだ。

 

ギターは今回新しいギターを使用する。極悪なリフもそうだが、ソロやメロディー曲の世界観を構築している。ギャーとディストーションのかかったギターはある意味、もう一つの叫び声を表している、音が何かを求めているという表現は不思議なものだが、何かを渇望する叫びの様だ。

ベース、特化しているのは低音だ。低音を響かせるのはもちろん、低音のメロディーも小気味良い。シンプルな4弦だからこそ、奥深くグルーヴィ。まさに基礎ともいえる底辺を構築する。パンチョスの音は岩の家には建てない、もっと深いところにある岩盤を固めた基礎の上に建てているのだ。

ドラム、もっとも無機質なものであるが音は何よりも感情的であるといえよう。叩くというシンプルな動作がどれだけの組織、タンパク質で構築された筋肉が力を生み出しているか、それと同時に四肢の動きはそれぞれが独立した動きであるもはやシンプルではない、機械すらを超えた複雑な動き、元ルチャリブレだからこそ動く筋肉、そしてそれを囲む要塞の様なドラムにも注目してほしい。

 

実は、今回ギターを弾く機会があり。普段構築されているパンチョスのサウンドはとても複雑で、それぞれに特化したメンバーだからこそ出来ていると痛感し考えたところです。

 

当然ギャーギャー叫ぶ私も特化していますよ、心の臓はフルスピードで空気を血液に送り、昇華、転生、そこに内臓をぶちまけてやりますよ。

 

7/24お会いできるのを楽しみにしております。

日々進化するメンバーをこれからもよろしくお願いします。

 

                                      jun